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患者様の声
2021.02.04
今回は、パピヨンちゃんの歯石除去と抜歯についてご紹介します。
数日前より、口が閉じることができない、ということで来院されました。
診察では、確かに奥歯に歯石が付き、また歯ぐきも赤く腫れ、痛みで下顎が閉じられない様子・・・
本人の体調を鑑みて、急遽、全身麻酔下で歯石除去と抜歯を行うことにしました。
処置前の歯。上下ともに歯が茶色い歯石で覆われています。
歯石を取った状態です。本来歯ぐきに覆われているはずの歯根が、露出しています。
ここまでの状態にならないと、本人は痛みを示してくれませんでした。ワンちゃんたちは、我慢強い子が多いです。
処置後の歯です。汚れを取り、抜歯を行いました。
いかがでしょうか?写真で見るとお口の中が大変な状態であることが伝わると思います。が、日常生活では、なかなか気づけませんよね。
ご飯も食べる、尻尾も振る、散歩も行く・・・元気にかわいい顔をしているワンちゃんでも、トラブルを抱えていることが多いです。
ワンちゃんから「しんどい」のサインが出たときはすでに赤信号!!
黄信号のうちに気づき、しんどくなる前に対応してあげたいですね。
ただ、自分の子だけ見ていると、異変に気付きにくいと思います。そんな時はぜひ病院のスタッフにご相談ください。診察をしてみると、「この子のいつものクセ」だと思っていたことが「異変だった」と気付くことがあるはずです。
このパピヨンちゃんのご家族は、異変に気づいてからの行動が速く、また診察でもご自宅でのご様子を細かく丁寧に説明してくださいました。愛されていることがとっても伝わります。よかったね、パピヨンちゃん!!
★今回の治療について、「お喜びの声」をお聞かせください。
愛犬への気づかいには感謝!!
★当病院へのご意見やご要望などあればお聞かせください。
急な来院にもかかわらずすぐに処置(手術)をして頂き感謝!!
術後の院長からの詳しい説明にも安心しました。